参加しやすい持続可能なPTAを目指して
~「できる人」が「できる時」に「できる事を」~
PTAは何のために存在しているの?
PTAとはParents(保護者) 、Teacher(先生)、Association(組織)の略。
学校に在籍する子ども達全員の健やかな成長のために、Parents(保護者)とTeacher(先生)だけでなく、家庭、学校、地域社会が協力し合って様々な活動を行う団体です。
この目的に賛同する会員(保護者・教員)のご厚意によって成り立つボランティア組織(社会教育団体)です。
なぜ今 PTAの活動方法を変えたの?
2020年度はコロナ禍において、今までの活動ができなくなりました。活動自体が立ち止まったことで、PTAの活動方法や内容についてより深く考えることができました。
そのなかで、強制されることへの不満、役員決めのくじに対するストレス、参加したいが参加しにくい現状、PTA活動で家庭や仕事、子どものことに支障が出ている等のご意見を伺うことがありました。
「子ども達のための活動」のはずが、「子どものことに支障をきたす」という本末転倒なことが生じている現状に目を瞑ってはいられない!!このままでは、PTAへの参加者が減り、いずれPTAが破綻してしまうのではないか。
子ども達のためにも、家庭と学校が連携するためにも、PTAがなくなることは避けたい!!
PTAを続けていくためには、保護者、先生方のご協力が必要不可欠!!
そう考え、「できる人」が「できる時」に「できる事」を掲げ、みんなが参加しやすい持続可能なPTAを目指して活動方法を変えよう!」と動き始めました。
(1) 入会退会方法の整備
今までは平等に活動を行うことに重きを置いて自動加入でしたが、PTAは府中第六小学校PTAの目的に賛同する会員(保護者・教員)のご厚意によって成り立つボランティア組織(社会教育団体)ですので、任意加入団体として、入会の意思確認を行います。
入会の意思確認方法や退会手続き方法、加入者と非加入者での違い等につきましては、「今とこれからの府中第六小学校の子供達全員」のために活動を行うことを根底に考え、子ども達が平等に健やかで安全・快適に学校生活を送れることです。
任意加入ですが、皆さま一人ひとりのご協力、お力添えが必要です。
府中第六小学校の子ども達全員のためにご理解、ご協力をお願いいたします。
(2) 委員会の廃止
①クラス委員会・文化厚生委員会・広報委員会・校外委員会を廃止。
→各委員会で行っていた活動をすべて精査後、それらをひとまとめにし、「PTA活動」という一覧にいたしました。
その中より、参加できる活動を各ご家庭にて選んで参加していただく形にしました。
②縁日実行委員会を廃止。
→縁日にこだわらず、別のイベントの開催も含めて、内容を検討します。
新年度にイベントの内容企画から実行までをしてくださる会員の方を募集します。
希望者がいない場合は、その年のイベントは開催しません。
(3) アプリ「がくぷり」導入
PTA会員には、お知らせ等をアプリで通知します。
(きわめて重要なお知らせは紙とアプリの併用。)
(4) 定期総会
書面もしくは、集会形式で従来よりも短縮して開催します。
(5) 運営会議
運営会議と名称を変更し、より開かれたPTAを目指し、学校+本部+希望する保護者全員を参加可能にします。
会員の皆さまがご意見を伝えやすいPTAを目指します。
(6) ベルマーク
紙のベルマーク回収をやめ、ウェブベルマークのみとします。
(詳細はこちら。)
(7) 本部役員
本部役員の負担軽減のため、任期1年+引継ぎ期間とします。
~最後に~
これからのPTAのあり方
PTAは、昭和の時代から長年、保護者と先生が子どもたち全員のために手を携え、活動内容や方法等、様々な工夫を凝らし活動を行ってきました。これまでの活動は本当に素晴らしいものだと思います。
ただ、「子ども達のため」に「してあげたい」と始めたことが、今までの活動を大切にするあまり「しなければならない」に代わり、「去年やったことをそのままやる」ことが最優先となり、その結果保護者の意見やアイデアが活動に反映されにくい状況に
なってしまった部分はあるかもしれません。
参加しやすい持続可能なPTAを目指し、「しなければならない」をリセットし、誰でも気軽な気持ちで意見やアイデアを交わし、
「子どもたちのために、これなら参加できる ”やってみたい” と思えるPTAにしていくこと」が、大切だと考えています。
そのためには、皆さま一人ひとりのご理解、ご協力が必要です。
どうか府中第六小学校の子ども達が健やかで安全・快適に学校生活を送れるように、お力添えをお願いいたします。